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2016.12.26 (Mon)

七つの会議

おすすめの小説だよ〜ん

20161225004111a1e.jpeg
池井戸 潤「七つの会議」やっと読み終えました

この中の幾つかのストーリーはすでに何年か前にドラマ化され
話題になっていました。文庫本は今年の春に発売。書籍購入後
いつものようにダラダラ読んでいたわけですが、年末にきて
傑作を読破できたことにとっても満足しています(。>ω<。)ノ

ソニックという大手総合電機メーカーと、その子会社である
東京建電が舞台。そこで勤務する一癖も二癖もある社員たちの
人間模様が描かれています。第1話から最後の第8話(初出の日経
電子版では第7話でしたが のちに一話加筆) まで、いろんな登場
人物が興味深く描かれていて短編として十分楽しめますが、最後
にそれらがジグソーパズルのピースのように組み合わされていく
感覚には興奮を覚えます。
そして、500ページ近い長編小説のラストにパズルの完成品を
見せられたときには、あー最後まで読んで良かったと思わずには
いられません。

池井戸さんの得意な「下請けいじめ」「強度偽装」それに伴う
「リコール隠し」と、お馴染みのキーワードがいっぱい。
過度の利潤追求に奔走する日本企業が抱える闇をあぶり出した
傑作クライムノベルです。是非読んでみてください



Love Me Now / John Legend


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2016.08.02 (Tue)

天才

東京都知事選は予想通り小池さんの圧勝でしたね。
それにしてもおかしかったのは石原慎太郎の候補者批判
小池さんには "大年増の厚化粧"
鳥越さんには "売国奴"

そう言えば、公私混同疑惑で辞めちゃった舛添さんには
「何回も結婚して離婚してるんで、お金がないんで
気の毒ですなぁ」みたいなこと言ってました。
石原さんも都知事時代にジャブジャブつかってたって
記事読みましたが、実際はどうなんでしょうねw

そんな石原慎太郎の著した話題の本『天才』を買って
読んでみました。文字が大きく行間もスカスカでとっても
読みやすかったです。とは言え、石原さんの文章は一文一文
が長く、句読点に気を配って読まないと曲解してしまいます。

tensai81.jpg
田中角栄元総理のことを、石原氏が一人称で書いた画期的な
著書。三木、大平、福田、中曽根…古い名前が沢山出てきます

とってもおもしろかったです!ロッキード事件の真相も詳しく
書かれています。アメリカの謀略で田中角栄が失脚に追い込ま
れたことは、日本にとってどれだけ損失だったことか。

当初、石原氏は金権主義に対し真っ向から弓を引いた政治家で
た。しかし同時に為政者としての田中角栄の先見性と実行力には
脱帽していた事がよくわかります。あとがきに何度も出てきた
「未曾有(みぞう)」という言葉は、"角さん" に対する石原流の
最上級の賛辞であるに違いありません。
今後、日本で未曾有(いまだかつてあらずの意)という言葉が
ふさわしい首相が出てくるような気はしませんが、どっかの
誰かさんみたいに「みぞうゆう」で笑い者になるような人は
こっちから願い下げですねw


hon2satsu.jpg
あと読まなきゃいけないのはこの2冊。



夏なんです / はっぴいえんど

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2014.02.17 (Mon)

下町ロケット

ドラマ半沢直樹の原作「俺バブシリーズ」の作者、池井戸 潤さんの
代表作『下町ロケット』を読みました

2011年 直木賞受賞作。期待どおりの面白さでした

下町ロケット (小学館文庫)下町ロケット (小学館文庫)
(2013/12/21)
池井戸 潤

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研究者の道を断念し、父親の町工場を継いだ佃社長と社員たちの物語。
いわゆる中小企業とはいえ、物作りにかけた男達の矜恃(プライド)が
大企業の奢りやエゴイズムを凌駕していく感動作です

ライバル会社から特許侵害の訴訟を起こされたり、超大手企業への部品提供を
巡って様々な陰謀に巻き込まれたり、はたまた社長の方針に批判的な社員が
露骨に異論を唱えたり、とにかく佃社長は気が休まる時がありません。
中小企業の社長さんって実際もこんな感じなんだろうなあ〜って、他人事ながら
同情しちゃいます。

物作りの厳しさとやり甲斐、メーカー他社との熾烈な競争、そのへんが生々しく
描かれていて、流石は直木賞作家って感じ。豊富な知識や経験を伴った筆致力が
半端ないです。

もう読まれてる方たくさんいると思いますが、まだの方は是非読んでみて下さい。
トノこと殿村さんの台詞、超カッコ良かったなあ〜


Need You Now / Lady Antebellum


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2013.12.30 (Mon)

永遠の0

私は小説を読むのがすごく遅くて、以前買って読んだ村上春樹の
1Q84(BOOK3)なんか 読み終わるのに2ケ月かかりましたw
時間かけて読んで満足できればいいのですが、あのシリーズはさんざん
いろんな伏線を張っておいて、結局 回収せず ブン投げー みたいな感じで
失望した記憶があります

今年、頑張って500ページを越える大作を読破しました。
4ケ月かかったんだけどw その作品は永遠の0(ゼロ)
百田 尚樹さんの大ヒット作ですね
知人からお借りして、ようやく読み終わりました。

永遠の0 (講談社文庫)永遠の0 (講談社文庫)
(2009/07/15)
百田 尚樹

商品詳細を見る

戦死したおじいちゃんのことを知りたくて、実の孫が 当時の戦友たちに
取材し 真実をつまびらかにするというのが 大まかな流れですが、
インタビューの部分が多くて、 ちょっと話が重たいの
戦争ものとか、零戦好きにはツボかもしれませんが、私の場合 一気に
読むのは無理っぽかったので、少しずつ読み進めていました。

最後まで読み終えての感想。。。すっごく良かったです
第九章の「カミカゼアタック」ぐらいから急に面白くなってきて、
最終章(第十二章)の「流星」で 涙が出そうになります。

「腕はいいが臆病者」そんなレッテルを貼られた 天才パイロット宮部久蔵の
妻への誓いは必ず生きて帰ってくることでした。
最終章で結実する その誓いの果たし方とは。。。(宮部さんは男の中の男でした)
販売部数300万部を突破したベストセラーはやっぱりおもしろかった

永遠の0 現在、映画の方も大ヒット上映中!!
 岡田くんが主演だし、来年必ず観に行き
 ますから o(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)oワクワク






今年最後の記事です。皆様良いお年を

RISING / fox capture plan

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2013.01.18 (Fri)

殺人鬼フジコ

私はホラー好きってわけじゃないけど、おどろおどろしい小説は
わりと好き。ベストセラーなんてことも知らず、人に薦められて
読んだ「殺人鬼フジコの衝動」。。。ツボでした

11歳の時 一家惨殺の悲劇に見舞われたフジコを、伝説の殺人鬼へと
駆り立てたものは 女の情念と業(カルマ)が、真梨さん独特の
グロい表現でリアルに描かれていて、ズルズルと引き込まれていきます。
アマゾンでの評価がそれほど高くないのが意外。
やっぱり話が"やばい"からかなぁ~?

もし読む機会があれば、「はしがき」と「あとがき」そして最後の1ページ
まで気を抜かずに読んで下さい

殺人鬼フジコの衝動 限定版 【徳間文庫】殺人鬼フジコの衝動 限定版 
【徳間文庫】

(2012/03/24)
真梨幸子

商品詳細を見る

なぜこの「限定版」を貼ったかというと、書き下しの短編「私はフジコ」が
セットになってるから。この小冊子の中に、昨年11月に発売になった続編
「インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 」のヒントが隠されています。

インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 (徳間文庫)インタビュー・イン・セル
殺人鬼フジコの真実 (徳間文庫)

(2012/11/02)
真梨幸子

商品詳細を見る

3冊まとめて読んだら震撼しますよ
「衝動」だけ読んで酷評してた人も、この続編まで読めば考え改めるかもw
(アマゾンのレビューでも絶賛の声多し)


最後の雨 / Ms.OOJA

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